2008.03.01 Saturday
昭和の鉄道模型 30巻まで 腕木式信号機設置
このポイントは合流の場合は分岐状態にかかわらずどちら側からも進入できる構造なのであえて状態表示の必要はなく、設置の狙いは奥左側から進行して来た場合本線進行か側線分岐なのかをトンネル出口側というよりコントローラー側から視認できることである。
実際には2灯式信号機の設置が妥当だろうが、存在感とポイントと連動で簡単に作動できるので腕木式信号機を採用した。 信号の切り替えはポイント切り替え回路を2回路に分岐して、側線側の場合「停止」を、本線側の場合「進行」を表示する用に設定した。本来腕木信号の電球は昼間の明るい時間帯は消灯していて、暗いときのみ点灯していたのだが、当鉄道では常時点灯とした。 この信号機の土台は腕木作動用のマシンが入っているので大きく、15mm×69mmの設置場所が必要である。設置場所はトンネル直前が位置的には好ましいのだが手前のバス車庫が電車からの視界を遮るのでバス車庫の手前側で電車から早めに視認できる位置ということで、青果店の裏側あたりで魚屋の裏を過ぎたら視認できる位置に、既設の架線柱を少しトンネル側へ移動してできた空間に設置した。切り替え用と点灯用の2つの穴をあけコードを通し、土台の裏側に両面テープを貼り固定する。 早速各コードを接続してポイントを切り換えると気持ちよく腕木信号機も連動した。 なおTOMIXの腕木式信号機(5541)は定価4,410円、点灯用の照明コネクター用変換分岐コード(5818)は840円である。 昭和の鉄道模型 29〜30 ≫ 鉄道模型 ≫ 昭和の鉄道模型 31〜32 |